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岡本かの子
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夏の夜の夢
結婚を待つある日、歳子は兄と一緒に音楽会へ行って帰りにベーカリーに寄って、そこで喰べたアイスクリームのバニラの香気が強かつたためか —— 寝つかれず、さまよいでた夜の木陰で見知らぬ青年に「今夜、うちの庭はとてもいゝですよ」と招かれる・・・ まさに贅沢なヴァニラアイスクリームのような香気のある短編です。 Author - 岡本かの子. Narrator - 松宮森乃. Published Date - Thursday, 19 January 2023.
朧
清少納言が枕草子に「春は曙、やうやう白くなり行く——」といひ、兼好が徒然草に「月は隈(くま)なきをのみ見るものかは」といひ、西鶴が「笠がよう似た菅笠が」といふ。・・・日本人に愛され、その血肉となってきた『朧』の妙をご堪能ください。(C)アイ文庫 Author - 岡本かの子. Narrator - 中村恵子. Published Date - Thursday, 19 January 2023.
老妓抄
……目立たない洋髪に結び、市楽の着物を堅気風につけ、小女一人連れて、憂鬱な顔をして店内を歩き廻る。恰幅のよい長身に両手をだらりと垂らし、投出して行くような足取りで、一つところを何度も廻り返す。そうかと思うと、紙凧の糸のようにすっとのして行って、思いがけないような遠い売場に佇む。彼女は真昼の寂しさ以外、何も意識していない。……」名妓で鳴らした女の、老境にあってますます華やぐ命の輝き。“近代文学史上、屈指の名短編”とも称された、かの子円熟期の名作。(C)アイ文庫 Author - 岡本かの子....
蔦の門
「私」の住む家の門には不思議に蔦がある。家族のない一徹者の老婢のまきと、養父母に養われている葉茶屋の少女ひろ子。孤独なふたりが、攻防を繰り返すうち次第に心を通わせていく・・・朗読は、社会人劇団で何度も公演を重ねている山下櫻子。現代朗読協会に参加して徐々に朗読世界を深めていきつつあります。岡本かの子作品は彼女にとって新境地を開いたといえそうです。「文芸朗読作品制作の アイ文庫の情報はhttp://ibunko.com/ にて」 Author - 岡本かの子. Narrator - 山下櫻子....
鮨
鮨店「福ずし」の娘ともよがほのかに好意を寄せる、常連客の初老の男、湊。彼から聞く、没落していく旧家に生まれた湊の幼いころの鮨、そして母の思い出を、陰翳豊かに描いた岡本かの子の名編。 (C)アイ文庫 Author - 岡本かの子. Narrator - 吉田早斗子. Published Date - Thursday, 19 January 2023.