残間光太郎の"闘うものの歌か聞こえるか"
Entrepreneurship
イノベーションで世界をよりよく変えていこう、という闘う人々を応援するチャネルです。スタートアップや大企業、音楽家やアーティストなど、様々なイノベーターのビジョン、考え方、パッションを是非是非、全身で感じてください!
Location:
United States
Genres:
Entrepreneurship
Description:
イノベーションで世界をよりよく変えていこう、という闘う人々を応援するチャネルです。スタートアップや大企業、音楽家やアーティストなど、様々なイノベーターのビジョン、考え方、パッションを是非是非、全身で感じてください!
Language:
Japanese
Website:
http://www.ipz.co.jp
Episodes
200歳まで生きるノベーション(1117回)
5/2/2024
本屋大賞にノミネートされた、書籍:成瀬は天下を取りにいく、の主人公成瀬の言葉にワクワクさせて頂きました
曰く
「わたしが思うに、これまで二百歳まで生きた人がいないのは、ほとんどの人が二百歳まで生きようと思っていないからだと思うんだ。二百歳まで生きようと思う人が増えれば、そのうち一人ぐらいは二百歳まで生きるかもしれない」
ここから私は思いました
1、ロジャー・バニスター効果
2、伊藤亜紗さんの技術獲得のパラドックス
3、パッションの源
奇想天外な発言に見える"200歳まで生きる"の話ですが、有名なロジャーバニスター効果を思い出しました。
1954年の陸上選手のロジャーバニスターが1マイルを4分以内で走ることは、論理的に不可能と言われてた中
厳しい練習を重ね、31年ぶりにしかも4分を切る新記録を打ち立てた後、なんとその46日後にその記録を破る選手が登場したというお話です
そしてもう一つ、東京工業大学科学技術創成研究院未来の人類研究センター長の伊藤亜紗さんの、技術獲得のパラドックス、のお話も思い出しました
実は体はとてもゆるくて、頭では無理だと思うことを、実現してしまうことがある。それは例えば、逆上がりのように、論理的に頭で考えても理解できないことが
練習を重ねることで、体が勝手に実現してしまうことを指していると、私は理解してます。
主人公の成瀬の言ってる話は、根拠はまったくないのだけれはども、今までそんなこと実現できた人がいないのだから、できっこないじゃんという、我々の思い込みを、痛快に突破してくれているところが
めちゃくちゃイノベーターだなあとつくづく思いました
そしてその大切なことは、それを実現したいという、成瀬のパッションの源が強烈にあるというところかと思います
周りがいろんなことを言ってることを意識してはいるものの、自分の思うことを第一に大切にする
そんな生き方が、みんなやりたいと思っても、なかなかできないよあーというところから、でも、成瀬だってやってるんだから、私にだってできるんじゃない?
という勇気に変わってくる
本当に実現手間切るかどうかはわからないけれども、そんな生き方や生き様をしているイノベーターは、周りに勇気を与える存在なんだなと
改めて思わせて頂きました
ほとんどの人は笑うことになるかもしれない
それでも、そんな人がいるから、進化があるし、それに続く人もでてくる
そんな存在なるのは、素敵なことだなあと
思わせて頂きました
そんな話をしています^ ^
参考:本:成瀬は天下を取りにいく 発行 2023年3月17日 著者 宮島未奈発行所 株式会社新潮社
動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/RmtFNmNKmiY
Duration:00:14:47
何度でも立ち上がるノベーション(1116回)
5/1/2024
能登半島地震に見舞われた、輪島塗で革新的な漆器を生み出してきたパイオニアの漆器工房代表の桐元泰一(きりもとたいいち)さんの言葉に震えました
曰く
"そんな簡単なことではないですけども
輪島塗のようにですね、しっかりと直す
で、なおかつ、直したらもっと長く使えるようになる
だから僕たちもしんどいけど、今一生懸命、頑張って、みんなと話ししてですね
意見交換して、次に繋がるようにすれば、輪島塗みたいに、もっと長く使えるようになるから
僕らはもっと長くものを作れるようになる、俺は可能性があると思ってますけど"
ここから私は日本の遺伝子として、後世へも引き継ぐべき文化があると感じました
1、壊れたものを直し次世代へ繋げる文化
新しいものを生み出すだけじゃない
2、自らが立ち上がる復興文化
寄付やボランティアをするだけじゃない
3、次世代へ向けてみんなで話す文化
Winner takes allだけじゃない
2007年の能登半島地震、2020年のコロナ禍、そして2024年の能登半島地震と、経験されてきている桐元さんの言葉に感動しました
日本になぜAppleやGoogleが生まれなかったのかと、言われることもありますが、日本には新しいものを生み出すだけじゃない
輪島塗のように壊れたものに手を加えて、さらに味が加えられて、もっと素敵に長く使っていくいく
これは、ある意味、モノに対する愛情というか、ある意味尽くしてくれたものへの感謝という、利他パッション、または愛着が生まれたことによる大好きパッション、さらには、他とは違う個性を生み出そうとする個性派パッションを兼ね備えた、なんて誇らしい文化と思いました
そして、戦後の復興や、度重なる震災に見舞われる土地柄にも関わらず、その土地の人々は、自らの力で何度も立ち上がってきていることも、本当に大変だけれどもスピリッツが溢れているのだと思いました
海外では寄付やボランティアが、よりたくさん行われているという話を聞くこともありますが、もちろん日本でもたくさん行われていますが
何より日本には自らが立ちあがろうとする、脱出または成長パッションが、復興文化という中に、遺伝子として息づいている気がしました
さらには、自分1人だけで立ち上がるのではなく、みんなで立ち上がるというのも、日本の中には遺伝子であるのだなぁと思いました
揚げ足をとるとか、成功者を妬むような、そんなところもあるかもしれませんけれども、一方では
イノベーター3つのフレームのように、1人のパッションだけではなく、仲間を巻き込んで、そしてみんなで喜んでいく形を作る、だからこそ、古の伝統や文化がここまで継承してきていると思いました
日本には、新しいものを生み出すだけでなく、壊れたものをさらに素敵にしていく継承文化
寄付やボランティアをするだけではなく、自らが立ちあがろうとする復興文化
Winner takes allだけじゃない、みんなで新たなものを創り上げていく仲間文化
それらは、一言で言うと
何度でも立ち上がる文化
それが遺伝子としてあるのかもしれないと、1人感動してしまいました
そんな日本だからこそ、さらなる”何度でも立ち上がる仕組みづくり”ができる
そんなふうに思っています
そんな話をしています^ ^
参考:NHK プロフェッショナル仕事の流儀 能登のプロフェッショナルたち 初回放送日:2024年3月11日 https://www.nhk.jp/p/professional/ts/8X88ZVMGV5/episode/te/NZ7216161G/
動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/fQ2WJf9YlV8
Duration:00:20:58
なんとなく続けるからパッションが始まるノベーション(1115回)
4/30/2024
"「時間をかける」ということは、「続ける」ことの先にある。 きっとわたしは時間をかければ「好き」を見つけられることに気づいたのだ。 だから「続ける」ことが「好き」になったのだと思う。
「なんのため」より「なんとなく」を大事にしよう。
小さなちいさな一歩を積み上げていこう。 とにかく、誰にでもできることを、誰もやらないくらい続けることだ。 それが個性になり、武器になっていく。 今すぐ何にもならなくても、無意味に思えても、続けた先にきっと希望がある"
ここから私は思いました
1、パッションの源は"続ける"から発見できる
2、毎日やるから続けられるという逆転の発想
3、パッションの種は"なんとなく"とちょっとだけ
自分は何をやりたいのか、何が合っているのかが、全然わからない、ということは、よくあると思います
そんな時にこのお話は、めちゃくちゃ勇気をいただけるお話だと思いました
いつも私は、何をしたらよくわからなくなったら、自分のパッションの源を、見つめてみよう、というお話をさせて頂いていますが
それさえもよくわからなくなったら、どうすれば良いのか?ということに、一筋の光をくれる話だなと思いました
それは、続けるということに実は鍵がある、さらには、続けるためには毎日やることが続けることの最大の鍵とのお話は、めちゃくちゃ逆転の発想だなと思いました
毎日続けられないから困ってるんすよ、という風に思っていましたが、実は逆で、毎日続けないから続がないのである、ということは目から鱗でした
私のこのYoutubeも実は、毎日続けないと、恐らくどこかで忘れちゃう日が来るなと思って、毎日続けてるところがありますので、めちゃくちゃ共感しました
とは言っても、じゃあお前さんは本当にやりたいことを毎日できてるのかい?と聞かれると、決してできてないなあと思うのですが
それらは、考えてみると、気がついた時にやろう、もしくは、時間が空いた時にやろう、と考えていることが多くて、そんな時はなかなか訪れないので、やらなくなっている、ということなのかもしれないと思いました
そして、毎日続けることの切り札は、なんとなくと、ちょっとだけ、ということなのだなということも、めちゃくちゃ目から鱗でした
とにかく毎日続けることを第一目標にしたら、30秒だけなら、なんとかできることもあるなと、そしてあまり真剣にパッションとか人生とか考えずに
なんとなくやってみよっかなあくらいが、続ける上では気楽に始められてやめられるので、ポイントなのだということも、続ける仕組みとしてはめちゃくちゃ良いお話と思いました
ということで
パッションの源を見てみても何もやりたいことが見つからなくても大丈夫
なんとなくやってみたいことを、ほんのちょっと時間だけ
だけど毎日やる
それだけで、新しいパッションの源が生まれる原動力になる
なんとなく続けるからパッションが始まるノベーション
新たなパッションの源を発見するとても良いお話を頂きました
ちなみに私が毎日ちょっとずつ続けようと思った項目は、16項目出てきました笑
そんな話をしています^ ^
参考:本: 「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる!続ける思考 著者 井上新八 発行所 株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン
動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/baPRxwPye_o
Duration:00:22:32
前を否定しない簾ノベーション(1114回)
4/29/2024
野村萬斎さんの言葉に考えさせられました
"日本というのはどういうわけか前を否定しないんだね〜
だから1000年から続く雅楽もいまだにあるし、700年続く能・狂言もある。400年から続く歌舞伎・文楽もある。宝塚も100年くらい続いてるかな
ま、そういうふうにね、前を否定しないで、簾のようにしかも続いているのが日本文化の特徴です"
ここから私は思いました
1、noと言わない日本の良さ
アウフヘーベン
2、もったいない文化
サーキュレーション
3、和える文化
イノベーション
ずいぶん前ですが、noと言えない日本人、という話が言われていた時期があったかと思いますが、それには、良い面と悪い面両方があるのかもしれないなと思いました
これは言ってみれば、ヘーゲルの弁証法における、対立する両方を否定せずに第3の道を探る、ということにも繋がるのかもしれないなと
前にあるモノを否定しないからこそ、それが形を変えながら残されていく、そう言ったものが日本にはたくさんあるということは、素敵なことなのではないかとも思いました
そして、もったいない文化も、日本から世界へ発信するお話もたくさんありますが、これも使ってしまったモノを否定せずに、再度光を当てるという意味においては
サーキュレーション・エコノミーにも通じる考え方なのかと思いました。戦後のもののない時だけに限らず、今の時代だからこそ、すでにあるものを否定せずにどう活かすかを考えていく
これも日本の培ってきた遺伝子なのではないかとも思いました
さらには、日本は、和の文化を重んじる、などと言われることもありますが、これは、英語で言えばハーモニーとなり、さまざまな異分子を否定せずに調和を成すようにしていく
ということも日本の中にはある気がしました。それは、シュンペーターさんが言われるところの、既存の知と既存の知を掛け合わせると新しい知が生まれる
そのことに伝わる日本の考え方なのかと思います。これによって、実は日本には、イノベーションや、ひいてはオープンイノベーションの文化的資質も
昔の遺伝子から実は面々と続いているのだ、ということも言える気がしました
そう考えると、前を否定しない簾のような日本の文化には
アウフヘーベンや、サーキュレーションエコノミー、イノベーション、オープンイノベーションの素養が遺伝子として備わっているのだと
とっても勇気をいただけるお話だったなと思いました
前を否定せずに簾のように繋げていく
前を否定しない簾ノベーション
これこそが日本の文化の特徴なのだなと
そんな話をしています^ ^
参考:NHKアカデミア 野村萬斎 現代に生かす狂言の技と心(後編)初回放送日:2024年4月10日
https://www.nhk.jp/p/ts/XW1RWRY45R/episode/te/X6V9VN88Q3/
動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/kVFIpN-Indc
Duration:00:18:23
お茶を回すノベーション(1113回)
4/28/2024
100歳を超える茶道裏千家の前家元・千玄室さんのお話が心に突き刺さ理りました
曰く
"ある意味で自分の忍耐力、寛容、忍耐、寛容、お茶を何回回したらええんですかって、何回回すんじゃないんです
出されたとこ、正面をちょっとよけさせて頂きます
謙虚になる
回すってこと、覚えていただいたらね、ちょっと自分が半歩下がるんですよ
どっちかが言い合いしてても、ちょっと自分が控えめにしたら衝突しません
お茶を立てて自分で静かに飲んだ時に、初めてはあっと自分の心の中が豊かに落ち着いてくるんですよね"
ここから私は、千玄室さんのお話を、イノベーター3つのフレームで見てみました
1、パッション
寛容、忍耐、謙虚
2、仲間
千利休からの日本国民の支持
3、大義
世界と心の平和
茶道の心が、お椀を回すことに表れているということに、衝撃を受けました
回すことで、自分が少し下がることができる、そこに寛容、忍耐、謙虚の姿勢が表れている。それが作法となっていることから、すべての人たちがその形から心を学ぶことができる
ある意味形を作ることで、その心、私の言い方では、パッションを伝えてきているのだなあと、そのやり方にとてもイノベーションを見ました
またそれが、この日本という土地において、たくさんの仲間が集うことになって、何百年も続く大きな活動になっていることにも、何か誇らしさを感じました
日本の人々の心の中には、寛容、忍耐、謙虚のパッションが、とても共感できるものとして、長年存在しており、さらにはそれが、われわれの遺伝子や文化になっている
これは今に生きるわれわれ自身が、後世に伝えるべく、大切にしていかなければならない、そういうものだなあと深く思いました
さらには、われわれがその先に大きく共感できるのは、千玄室さんが言われるところの、大義があるからとも思いました
エリザベス女王やローマ法王へお茶を立てに行かれる、そこから、日本の何百年も繋がる遺伝子ときての大義、世界の平和と心の平和を茶道を通じて、伝えていかれる
それは翻って、我々日本人がその心を持っていることや、これまでの先人の想いや歴史や遺伝子を、絶やさずに行かなければいけないという
そんなメッセージにも感じられました
日本にはお茶道がある
そこには日本が伝えてきた、支えてきた大切な価値観がある
お茶を回すことにはそこに全てが込められている
お茶を回すノベーション
そんなことを感じました
参考:NHKアカデミア 千玄室 茶道と世界平和(後編)初回放送日:2024年4月24日 https://www.nhk.jp/p/ts/XW1RWRY45R/episode/te/RMPLYL3G7W/
動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/3plByhVlKM8
Duration:00:18:12
「タテ・ヨコ・算数」ノベーション(1112回)
4/27/2024
あのライフネット生命創業者の出口治明さんの"よりよく考えるための3種の神器"に深く共感させて頂きました
曰く
"僕の提唱している思考のツール、「タテ・ヨコ・算数」です。これはあらゆる問題に対応できるうえに一生使える優れものですから、ぜひとも身につけてほしいと思います"
"まず、タテとは「歴史」の時間軸です"
"ヨコとは、「世界」。ほかの国や地域を参考にするのです"
"あらためて説明すると、印象論や「なんとなく」ではなく、数字やエビデンスを見よということです"
ここから、様々なことに組み合わせて、めちゃくちゃ使える考え方だなと思うと同時に、特にこんなところに力を発揮しそうだなあと思いました
1、タテ
真の課題の特定
2、ヨコ
解決策の探索
3、算数
アクションプラン
タテの世界として、まずは歴史を知るということは、ある事柄の真の課題を探る上でとても力になるなあと思いました
表面化している課題は、なぜ表面化してきたのか?、またこれまでの中で表面化してこなかったのは何故なのか?表面化しているのに、何故手がついていないのか?
そんな何故の問いに対して、これまでの歴史や背景を振り返ることによって、そもそも何がその始まりだったのか?を知ることは、真の課題を突き止める上で、とても大事なアクティビティだと思いました
また、横の世界で、同じような出来事が起こっていないか?さらには、それに対する別の世界での解決策への試みがもしあるのであれば
それは事情の違いを考慮しながら、こちらに持ってくることで、新たな解決策の糸口になると思いました
ここでいう横は、他の国々もありますが、他の業種というところも、企業のベスプラとしては、よくやることかなと思います
そして、算数については、真の課題が突き止められて解決の糸口が見えてきてから、実際のデータを活用して
もしソリューション化された際に、どれだけの数をお客様にできる可能性があるのか?または、どのようなビジネスモデルにすることでサスティナブルな構造を作れるのか?
といったところを、具現化して表現するといった方向に進めていけるかと思いました。
そういった意味で、この三つの神器は、イノベーションを策定していく道筋に、かなり使わせていただけるなと感じました
タテの時間で真の課題、横の他世界で新たな解決策、そして具体的データでアクションプラン
「タテ・ヨコ・算数」ノベーション
これを覚えておくだけで、様々なことに新たな価値を生み出すことができるかもしれない
そんなことを思わせて頂きました
そんな話をしています
参考:本: 働く君に伝えたい 「考える」の始め方 2023年10月2日 発行 著者 出口治明 発行所 株式会社ポプラ社
動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/_385KQ2Zqb8
Duration:00:24:43
不条理劇ノベーション(1111回)
4/26/2024
シアタートラムにて観劇させて頂いた、日本の不条理劇の第一人者の別役実さん作、加藤拓也さん演出の舞台: "カラカラ天気と五人の紳士"がめちゃくちゃイノベーティブで感動しました
パンフレットにて日本経済新聞社の編集委員の内田洋一さん曰く
"何がおかしいかわからない、けれどおかしい。それが不条理劇だ。
評伝をまとめるため晩年に連続インタビューした私は、何度となくそう聞かされた。そして、何がおかしいかわからないがおかしい笑いには、行きつく先があった。
ほかならぬ人の死である。本来厳粛であるべき死を笑うことができるか"
ここから私は、堤真一さん、溝端淳平さん、藤井隆さん、野間口徹さん、小手伸也さん、中谷さとみさん、高田聖子さんという大好きな俳優の皆様の創られる不条理劇に感動と共に、イノベーションそのものだと思いました。
1、期待とのズレ
太刀川さんの進化的エラー
2、常識は非常識
ニーチェの解釈論
3、余白だらけ
マルセルデュシャンの見る人一人一人の物語
不条理劇の名の通り、こちらが期待する事柄とは、全く違う角度から、セリフや動きや展開がなされていくという意味において
いかに、期待とのズレを生じさせるかというところが絶妙な計算が施されている気がしました。これはイノベーション的には、太刀川さんの進化的思考からすると、進化と適応の繰り返しにおける
期待する状況を裏切るエラーが起きた時に、進化が起きているかもしれない、それが適応を駆逐して行った時に、イノベーションとなり得るということにとてもシナジーがあると思いました
つまり、これまでの行動やセリフが、本当にそうなんだっけ?という問いを発せられるイノベーション状態が常に創り出されているということだと思いました
そして、これまで常識だと思っていたことが、ことごとく覆される経験をすることができる、これまでの常識は本当は非常識なんじゃないか、と解釈を180度変えられる経験をさせられると思いました
それは、まさにニーチェの、真実はない、あるのは解釈元々のみという解釈論そのものであり、これもまた、イノベーティブ思考に直結する経験だなと思いました
さらに、劇中の出来事が、なぜそうなっているのかという、時代や背景、さらには一人一人の名前さえも、ほとんど描かれてこないので
そこは、みてる人たちが想像するしかない世界が広がっててます。それは、まるで、マルセルデュシャンの、アートは見る人がいて完成する、とのとおり
一人一人がいろんな背景や物語を、想像する余白があるということなのだと思いました
だからこそ、なんだかよくわからなかった、ということにもなりえますが、逆にいうと、そこはみんなが想像して完成させる、つまり一人一人の物語にできる余白なのだと
そんなメッセージが込められている気がしました。これはついつい説明しちゃうので、実はとても難しいけど素敵なやり方だなと思いました
ということで
不条理劇は、進化論的エラーを生み出し、解釈で常識をひっくり返し、見るもの一人一人の想像に委ねる余白を設けている、めちゃくちゃイノベーティブな活動だなと思いました
不条理劇にはイノベーションが詰まりまくっている
不条理劇ノベーション
そんな話をしています
参考:舞台: カラカラ天気と五人の紳士 作:別役実 演出:加藤拓也 シアタートラム https://www.siscompany.com/produce/lineup/karakara/
動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/MnG_x_vAeEA
Duration:00:19:01
無意識が自らを変えるノベーション(1110回)
4/25/2024
京都大学教授で精神分析学者の立木康介(ついきこうすけ)さんの、フロイトの夢判断へのコメントに目から鱗が落ちる思いでした
曰く
"夢っていうのは、見ただけでは過去にしか通じてないけど、分析すると未来につながる、そういう可能性も持ってる
それがどういう願望なのか、そう言ったことを知ることで、自分を変えていける
そうすると自分の未来につながっていく"
ここから私は思いました
1、夢は無意識のパッションの源の種
2、自らの意識と掛け合わせる
3、本当のパッションの源が見えてくる
無意識ということを発見したのがフロイトの大きな功績だったとのお話に驚きました。
そうすると、自らの意識が覚醒している時のパッションの源と、無意識下のパッションの源は、違う可能性があることなんだと、目から鱗が落ちる思いでした
そして、普段は隠れている無意識を知るためには、自分の夢を意識することでできるとのお話も、非常に興味深いお話でした
だとすると、夢の中に現れて来た無意識を、覚醒している時の意識で、どう解釈していくのか、さらにはどのように掛け合わせていくのか
これによって、覚醒時のパッションの源だけでなく、無意識時のパッションの源を知ることができるかもしれない
そうすると、自分のパッションの源は、ほんとうはこういうところもあるんじゃないかという、自分の中での、深掘りができるのだなあと思いました
無意識を意識することによって、さらなる本当の自らのパッションの源が見えてくる
そこから、新しい自分への気づきや、挑戦が始まるかもしれないと思うと
無意識の発見、それを意識と掛け合わせること
それにより生じる無意識ノベーション
無意識が自らを変えるノベーション
めちゃくちゃ面白いなぁと
そんなことを思いました
ちなみに、自分は、実家の家が知らない誰かに乗っ取られそうになる夢を何度も見ます笑
これはもしかしたら、実家を活用した何か新しいことをしたい、そんなパッションが溢れてるのかも
皆さんは、ご自身の夢に隠されてる、無意識パッション、あるんじゃないですか?
人とお話ししてみても、もりあがるかもしれませんね
そんな話をしています
参考:NHK E テレ東京 100分de名著 フロイト“夢判断” (4)無意識の彼岸へ 初回放送日:2024年4月22日 https://www.nhk.jp/p/meicho/ts/XZGWLG117Y/episode/te/6QK6VW8XWN/
動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/YMiJCzDOgb0
Duration:00:19:23
自分と会社のパーパスを重ねるノベーション(1109回)
4/24/2024
パーパスコンサルティングのアイディール・リーダーズ株式会社CEOの永井恒男(ながい・つねお)さん、COOの後藤照典(ごとう・あきのり) の書籍からの言葉に大変感銘をうけました。
"弊社の調査によると、「自社の存在意義(=パーパス)に関して十分に理解・自分事化する機会を得られている」という質問に対して「非常に感じる」と回答した人の69.4%が、「自社のパーパスと自分のパーパスが重なっている」と回答しました"
"弊社のクライアント企業にて、従業員5000名以上を対象に、「幸福度」に関する調査を実施しました。その調査の中で「人生の目的を見つけている度合い(個人のパーパス明確度)」「会社スタンスへの共感」を掛け合わせて分析した結果、人生の目的が明確であるほど、かつ、会社スタンスへの共感度が高い社員ほど、相対的に幸福度が高いという結果になりました"
"さらに、「ハイパフォーマー(人事評価における高評価者)」に関して調査をしたところ、個人のパーパスの明確度が高く、会社スタンスへの共感が高いセグメントが、最もハイパフォーマーの出現率が高い(7.8%)ことがわかりました"
ここから私は思いました
1、自分軸と他人軸の交わり創発
パッションの源と会社のパーパス
2、幸せの条件
健康、仲間、富または自己決定
3、超一流の条件
先生、コンフォート抜け出し、自信
これまで自分軸と他人軸の交わりの創発こそ、幸せな人生とイノベーションの種になるとお話をしてきたのですが、まさに同じようなお話を定量データをもとに分析と実践をされているお話を聞いて、とても感銘をうけました。
ここのお話にででくる個人のパーパスが重要とのお話については、自分軸として、自らのパッションの源に目を向けてみるというのが、とても大切だと思いました
そして、それと、会社や事業部などの他人軸との交わりを、創発していくことこそが、とても重要であると、改めて思いました。
そして、その交わりを意識している人ほど、幸福度が高いということに関して、樺沢紫苑さんが言われている幸せの条件として、健康、仲間、富(成功)が、セレトニン、オキシトシン、ドーパミンと、快楽物質が出るとのお話と合わせて考えてみると
会社生活は、生活時間の1/3を占めている中で、そこで自らのパッションと、会社でのパーパスの交わりが多いほど、精神的な健康状態が良くなるのではないか
また、同じ目的に向かってる仲間がたくさんいて、さらには、そこでうまくいけば給料も上がる、という幸せの条件へ道筋がより具体的に見えてるということにもなりそうだなと思いました
さらには、ハイパフォーマーにもなれる確率が高まるということに関しては、アンダースンさんの、超一流になるには努力が才能か、とのシナジーがあるなと感じました
つまり、超一流になるためには、一流の先生、コンフォートゾーンを抜け出す、自信がある、ということが条件なのですが
一流の先生とは、会社においては、お客様になるのではないか、お客様こそが新しい価値を生み出すための最も厳しく温かい先生になるのかもなと
そして、仕事における納期やコストの厳しさは半端ないので、何とかそれを実現するために、コンフォートゾーンを抜け出すことを厭わない、ということもあると思います
さらには、そんな苦労をしながらお客様への提案が通ったり、喜んだ顔を見ることができると、自信が生まれてくるという、グットサイクルがめちゃくちゃ回るかもなと
そんなことを思いました
自分軸と他人軸のパーバスやパッションの交わりを創発することで、幸せ度や超一流度も高まる、そんな素敵なエビデンスを教えて頂きました
自分と会社のパーパスを重ねるノベーション
そんなこととを思いました
そんな話をしています
参考:本: パーパス・ドリブンな組織のつくり方
発見・共鳴・実装で会社を変える 発行日 2021年12月30日 著者 永井恒男・後藤照典 発行所 日本能率協会マネジメントセンター
動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/Xwj04-T74lY
Duration:00:24:40
リーダーシップは内なる声から始まるノベーション(1108回)
4/23/2024
リーダーシップ教育・社会啓発を目的とした特定非営利活動法人(NPO)のアイ・エス・エル(ISL)を創設された野田智義さん、神戸大学大学院経営学研究科教授の金井壽宏さんの書籍"リーダーシップの旅"からのリーダーとは何か?にめちゃくちゃ感銘を受けました
曰く
"このようにリーダーを突き動かすもの、走り出させるものについて、前出のW・ベニスは、「リーダーは内なる声(inner voice)を聴く」と表現した。
内なる声を聴くことは、自分の存在価値を問う作業でもある。自分とは一体何なのか。何のために存在し、何を大切に思っているかを自身の胸に深く問いかけなくてはならない。"
"三人称のフォロワーによる帰属でもなく、社会による公認でもない、一人称で、自分が「見えないもの」を見たいと頭で考え、心の底から願う気持ち。これこそがリーダーシップのプロセスを理解する上で最も重要だと考える。"
ここから私は思いました
1、リーダーは役職ではない
2、内なる声が聴こえるか
3、パッションの源を見つめ抜く
会社員時代には、いよいよ課長だなとか言われて、「明日からリーダーとして頑張ってくれたまえ」的なことを言われて、役職が人を作るから大丈夫的なことを言われたこともありました
確かに、何人も部下がいたり、マネージャーとして人を管理している人がリーダー的な感覚で思っていましたが、そうではないということにとても共感しました
部下がいようといまいと、支持してくれる人がいようといまいと、まずは自分から溢れ出るものがあり、それを実行に移そうとしてる人がリーダーだと
そのためには、溢れ出る内からの声に耳を澄ますのいうことが大事なのだなと思いました
それは、普段は意識しないと、自分のうちなる声って、なんだろうと、思うことかと思います
普段の仕事ややることが忙しすぎて、内なる声を聞く暇もないというのが、自分を振り返っても、そうだったなと思います
僕の場合は、朝と夜のタイミングで、自分のパッションの源からでてきてる願望やそれに対する感謝を思う会というのを2-3分ルーチンでやってて、
ああ、とりあえず今日もパッションの源に少しでもかすってたなとか思えると、なんとかなく心が落ち着くような気もします
どこかのタイミングで、たとえばパッションのポートフォリオを使って、大好きなことはできてたか?誰かが喜んでくれることはできてたか?自分の個性を追求できてたか?自分の成長に繋がってたか?
を定期的に洗い出して、チェックしていくようなことができると、いつの間にか、もっとこれやりたいとか、なんかこんなこと思ってきたとか、抑えきれない思いが出てきたら
それがパッションの源になり、そしてリーダーシップの旅の始まりになるのではないかと
リーダーシップとイノベーターは限りなく近いなと
リーダーシップは内なる声から始まるノベーション
そんなことをお話ししてます^ ^
参考:本:リーダーシップの旅 見えないものを見る 2007年2月20日初版1刷発行 著者 野田智義 金井壽宏 発行所 株式会社光文社
動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/wyEf0l9MI-8
Duration:00:20:11
受け身ノベーション(1107回)
4/23/2024
アントニオ猪木さんが、ロシアがプロレスを導入するかにあたって説明した内容が、新しい産業を新たに創造する鍵だなと感動しました
”ロシアの選手には、まだプロがなかったんですね
彼らにプロレスを説明しなければいけない
その時にふっと思ったのが4つの柱です”
まとめさせていただくと以下の4点と思いました。
1、受け身が一番上
2、すごい技
3、感性と表現力
4、戦いを超えた信頼関係”
ここから私はビジネスに当てはめて思いました
1、何度でも闘える力
マインド、体力、環境
2、技術とプレゼン
差別化要素
3、成否を超えた信頼
市場創造、オープンイノベーション
新しい市場を創るということは、いろんな困難に叩きのめされるということ。それでも、何度も平気な顔で立ち上がって次々とチャレンジをしていく
それはまるで、プロレスラーがどんな技を受けても、いやむしろ積極的に受けながら、そして最終的なフィニッシュのチャンスを狙っていく
それができるのも、まずは、受け身が完璧に取れるかということにかかっている、という猪木さんのお話は、めちゃくちゃ勉強になりました
ビジネスで言えば、打ちのめされても立ち上がるマインド、そして二の矢を打てる体力、もっと言えば、環境として何度でも挑戦できる環境があるからこそ、大きな挑戦ができる、そんなふうに思いました
そして、ビジネスには、新しい技術だったり、それを伝えるためのプレゼンが求められる、それはプロレスでいうところのすごい技や、感性や表現力にあたるなと
さらには、新しい市場を創るためには、自分だけで一人勝ちを最初から目指すことなんかできなくて、むしろ競合がいた方がいい、競合も含めて一緒に市場を創っていく
そのためには、競合とのフェアな信頼関係が実はとても重要になる、もっというと、競合とオープンイノベーションをしてまでも市場を創っていく
そこには、共に新たな市場を創るという大義において、信頼関係が大切になってくるよなあと、それはまるでプロレスラー同士が、戦いながらも、観客の感動を創り上げていく、そんな信頼関係にも似てるなあと
そんなことを思いました
新しい市場を創るためには
まずは受け身が取れること、そして技術やプレゼンで質を担保しながら、最後は競合も含めて共に市場を創っていく信頼関係が大切である
プロレス界のイノベーターの猪木さんだからこそ、身をもって保有されたノウハウなんだろうなあと
私は誰の挑戦でも受ける
と言いきれたのは、どんな技でも、受けて立てる、受け身ができる、そこから恥末待てるのかもしれないなあと
そんなことを思いました
そんな話をしています^ ^
動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/rHbh92evxX4
参考:NHK Eテレ東京 スイッチインタビュー 特別編「アントニオ猪木×天野篤」EP1 初回放送日:2024年4月19日 https://www.nhk.jp/p/switch-int/ts/K7Y4X59JG7/episode/te/7Y6PYZNYYP/
Duration:00:16:33
ユーモアを掛け合わせ発信する力ノベーション(1106回)
4/21/2024
作家・岸田奈美さんが自身の家族について綴ったエッセーを原作に連続ドラマ化された、河合優実さん主演のNHKドラマの"家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった"に感動で泣き崩れ、その中のセリフにめちゃくちゃインスパイアされました。
曰く
"家族だけで抱え込んでたら、悲劇って呼ばれることでも、人を笑わせたら喜劇にできるかなって思てん"
ここから私は思いました
1、ニーチェの解釈論
悲劇だって喜劇にできる
2、心理的安全性と機能的固着からの脱却
ユーモアノベーション(1044回)
3、感情教育
エンタメのチカラ
''ベンチャー企業家だった父は急逝し、母は突然車いすユーザーに。弟はダウン症、祖母はものわすれの症状が・・・"その中で生きる高校生の視点からのめちゃくちゃ素直なお話しなのですが
側から見ると一見悲劇的なお話を、主人公が素直な苦しさを吐露しながら、愛に満ち溢れた素敵なお話なのだと表現してるところが、本当に素晴らしく泣きまくりでした。
これは、ニーチェの解釈論における、「真実はない、あるのは解釈だけである」にあるように、悲劇でさえも喜劇にすることができるのである、という勇気溢れる実例に見えました
そして、ユーモアの力が如何に強いかということも、まざまざと見せてくれました。これは、以前ジェニファー・アーカー/ナオミ・バグドナスのお話にインスパイアされた、ユーモアノベーション(1044)でお話しした通り
ユーモアには、心理的安全性と機能的固着からの脱却を促す働きがあるのだなあと、つくづく思わせて頂きました
つまり、ニーチェの解釈論を活用する場合に、その解釈にユーモアを掛け合わせることによって、固定観念から解き放ち、周りのみんなももっと自由な解釈を促すことができる
一見、悲劇的なことに見えるかもしれないけど、本質的なところに目を向けさせてくれる、周りの人たちも特別なことじゃないと思うことができる、そんなことを思いました
そして、これが書籍になり、ドラマになることは、ローディの感情教育にもつながるなとも思いました。悲劇的なことは、論理だけじゃ伝わらない、そして自分自身だけからも伝え切ることはできない
そこには、第三者の介入があって、それを感情が通う物語にして、いろんな人たちに伝えることによって、真の姿が伝えることができるようになる
そして、それをすることで、本人も救われることにつながる可能性があるということを、まざまざと見せていただいた気がしました
悲劇でさえも、解釈にユーモアをかけることで、喜劇にすることができる、そしてそれを感情教育に結びつけることで、エンタメ化し、さまざまな人々に真実を伝え、かつ本人も救われる可能性がある
つらいことがあっても、それにユーモアを掛け合わせて発信する
本人でできなれば、誰かがそういう形に持っていく
それによって救われる人が、たくさん生まれるのかもしれない
ユーモアを掛け合わせ発信する力ノベーション
そんなことを思わせて頂きました
参考:NHK 家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった https://www.nhk.jp/p/ts/RMVLGR9QNM/
Duration:00:18:28
"公私融合"ノベーション(1105回)
4/20/2024
山野美容芸術短期大学教授(経営学)の森清さんの、公私融合のお話にめちゃくちゃ共感しました
曰く
"公私融合は、私を重視しながら、必ずしも会社を全否定しようとはしない。あくまでも会社などの組織体と個的存在である私とのバランスをとって双方を生かしたいと考える。"
"ただし、基本は私の方に置くから、会社での仕事責任の取り方などでは、私の立場で考える。公人の責任の取り方は、「人として恥ずかしくないか」といった価値軸で判断する。"
ここから私は思いました
1、元祖「自分軸と他人軸のベンズ」
2、私と会社の立場のアウフヘーベン
3、私の立場"人として恥ずかしくない"が中心
これまで私からお話ししていた"自分軸と他人軸のベン図"ととてもシナジーのあるお話を"公私融合"とすでに表現されていたことに感動しました
24時間の時間がある中で、8時間は仕事、8時間は私の時間、8時間は睡眠と、分けて考えるのも、一つの考え方だと思いますが
仕事の8時間を、もっと自分の時間とのベン図の交わりが見つけられれば、より自分の時間をたくさん充実させることができるし
何よりも仕事というのは、誰かに新しい価値を提供して、誰かに喜んでもらう活動なので、それに自分の魂が乗っかったら、より充実した人生にもなるのでは、と思っています
そして、公私融合の素敵なところは、自分も会社も否定しない、というところです。ある意味、滅私奉公は、他人(会社)活動の円、に自分の円が全て飲み込まれている状態だし
公私混同は、自分の円の中に、他人(会社)の円が飲み込まれている状態なので、どちらかがどちらかを否定する動きかと思います
でも、自分も他人(会社)も否定せずに、新たな融合するところを見つける、または創発する、ということなので、それはまるでヘーゲルのアウフヘーベンを自分の中でやることだなと思いました
さらには、その融合点において、最終的な判断を下すのは、あくまでも自分である、とのことにも痺れました
これは、私がいつも話している、パッションの源に立ち返って、自分の価値観に照らすと、判断はこうなのだ、というところは譲ってはいけない、ここがとても大事だなと思いました
そのためには、自分の価値観を予め理解しておくことが大事だなと思います。そのためには、自らの情熱のポートフォリオを描いてみて、大好きなこと、利他したいこと、個性発揮したいこと、成長したいこと、など、その時々に洗い出してみることが
自分の今の価値観を洗い出して、そしてそれこそが自分の人生の羅針盤になるのではないかと、そんなことを思いました
公私融合ノベーション
これからますます大切になってくるなあと、そんなことを思いました
そんな話をしています^ ^
参考:本: 仕事術 岩波新書(新赤版)645 1999年11月19日 第1刷発行 著者 森清 株式会社 岩波書店
動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/ulGJS4kbzpg
Duration:00:23:49
大義で仲間が自律的に蘇るノベーション(1104回)
4/19/2024
2001年に42歳の若さで象印の社長になった市川社長は、立て直しのために1週間考えたそうです。
曰く
"いろいろ考えたんですけれども、うちは電気メーカーじゃないんだよね、家庭用品メーカーだよね、そこに戻らないと、行き間違っちゃうよねっていうことに気づいて"
ここから私は思いました
1、独自の大義の再設定
2、トップのパッションと遺伝子
3、大義は仲間を自律的に甦られせる
昨日は、パリ市の大義の話をさせて頂きましたが、企業においても、大義ということが、本当に大切なんだと実感させて頂きました
企業では、ミッション、ビジョン、バリュー、などを作るべし、とか、新たにそれを設定しましたなどのお話を聞きますが、外向けのお題目ではないということがとても大事なのだなあと
そのためには、企業を率いるトップの思いというか哲学が、本当に大切になってくるのだと、思いました。
そして、そのトップの哲学には、その会社の先人たちの思いや、言ってみれば遺伝子を考えるということが、本当に必要なのだなと
それは、表現としては、時代の流れに沿って変わってくるもので構わないけれども、そこに世の中にどんな価値を提供するのか
というその会社独自の大義、その会社でなければいけない大義、その会社だからこその大義を、打ち出す、ということが、その会社の経営の雌雄をを決するほど大切だと思いました
その暁には、きっと、社員などの仲間たちが、その大義をもとに、自律的に蘇っていくことにつながるのではないか
そんなことを思いました
ピンチになった時にこそ、短期的な売り上げを追うのではなく、我々が提供すべき真の価値はなんなのだろう?との問いをもとに
トップ自らのパッションと遺伝子により、新たな大義を設定する、そしてそれによって、仲間が自律的に甦る、そして中長期的には大義の価値を提供できる会社になっていく
そんな素敵な事例だなあと、勝手に感動してしまいました
大義で仲間が自律的に蘇るノベーション
そんなことをお話ししてます^ ^
参考: テレ東ビズ カンブリア宮殿【多機能よりも“本質”に特化!象印流ものづくりに迫る!】 字
9月14日(木) 夜11:06~11:55 https://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/smp/backnumber/2023/0914/
動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/JRgucXp9y7o
Duration:00:22:12
"たゆたえども沈まず"ノベーション(1103回)
4/18/2024
宝塚花組の柚香光さんの退団公演にめちゃくちゃ感動し、作・演出の小池修一郎さんの言葉にとても考えさせられました。
小池さん曰く
"パリ市の紋章に書かれた標識「Fluctuat nec mergitur」は、ラテン語で「たゆたえども沈まず」との意味であり、いにしえの日々、セーヌ河の船乗りたちが、嵐にあっても互いに支え合って乗り越えた故事が来歴と言われている"
"柚香光の退団公演の題材を選定していた時、世界を襲ったコロナと共にトップに就任、幾たびもの攻撃に遭いながらも、揺るがずに黙々と舞台を務め上げる柚香の姿に、占領下のパリ・レビューのスターたちの姿が重なった"
ここから私は思いました
1、市の紋章に刻む「大義」の力
→市民の遺伝子化
2、エンタメは「パッション」の導火線
→感情を揺さぶる力
3、「仲間」で創り上げる凄さ
→仲間の全てが主役
パリ市の紋章に刻まれている"たゆたえども沈まず"の言葉は、まさに大義そのものだと感じました。
自由を勝ち取るために戦ってきた先人たちの思いが、今を生きる人々の心に、まるで遺伝子ように刻まれているということに、感動しました。
では、東京都独自のの大義は?日本独自の大義はどんなものなのだろう?と思わず考えてしまいました。
日本人の遺伝子に刻んでおくべき先人から連なる独自の大義とは?これを考えて、何かに刻んでおくことはとても重要な気がしました
そして、占領下でのパリ・レビューを続ける人たちのパッションが、きっとパリ市民のパッションにも火を灯す、導火線の役割を果たしたのかもしれないなということも思いました
今回の公演を見させて頂いて、私の心の中にも沸々と、やっぱりエンタメは素晴らしい、自分のエンタメ魂だけでなく、生きる勇気までも、パッションの導火線に火をつけてくれる、そんな存在だなあとつくづく実感しました
自分自身アカペラのライブをやらせて頂いてますが、もし1人でも、そのライブから何かパッションの導火線に火を灯してくれたら、それだけで自分が生きていた甲斐があるなと、そんなことを感じました
さらには、そんなエンタメを作るにも、1人の力では、どうしようもなくて、仲間の力が大切になるということを痛感しました
今回の公演では、もちろんスターの柚香光さんは素晴らしかったのですが、その他の方々も総勢3-40名はおられたでしょうか、皆さんが各々素晴らしい踊りや歌や演技をされているところが、本当に素晴らしかったです
そのためにものすごい量の練習の時間を重ねられて、この場に立たれているんだろうなあと、つくづく思いました
さらには、支える舞台、衣装、演奏のスタッフの皆様も、全てにパッションが乗り移っている素晴らしい公演でした
これがきっと、宝塚の皆さんが一丸となった仲間として、そして全員が主役の意識として、パッションが炸裂してることそのものが、見る人の心を打つのだなあと、つくづく思いました
そう考えると、今回の公演は、パリ市の大義が柚香光さんの大義にも重なって、エンタメを信じるパッションが炸裂し、仲間の皆さん全てが主役の意識をもってそれを実現された、そんなイノベーション3つのフレームとしても見ることができる、素晴らしい体験でした
きっと、見てる人の心に、"たゆたえども沈まず"は遺伝子のようにビルトインされ、勇気の源となだ他のではないか、そんなことを思いました
自分自身もエンタメの力を信じつつ、"たゆたえども沈まず"という大義も大切にしていきたいと思いました
そんな話をしています^ ^
参考:宝塚ホームページ 花組公演 ミュージカル
『アルカンシェル』~パリに架かる虹~ 作・演出/小池修一郎https://kageki.hankyu.co.jp/sp/revue/2024/arcenciel/index.html
Duration:00:23:13
何度でもスタートラインに立てるノベーション(1102回)
4/17/2024
哲学者の斉藤幸平さんのお話にめちゃくちゃ共感しました
曰く
"今は、お金のある家に生まれるとか、それなりに教育を受けているかとか、失敗するリスクを恐れない強靱なメンタルを持っているとか、さまざまな要素をクリアしている人でないと、スタートラインに立つことすら許されなくなってきている"
"今の社会のあり方は、チャレンジできて、なおかつ成功した5%の人たちが大活躍でき、残りの人たちはその5%のチャレンジャーのケアをしたりとか、いろいろな下働きをさせられたりしている社会なわけです"
ここから私は思いました
1、常識を疑う姿勢
2、誰もがスタートラインに立てる世の中とは?
3、何度でもスタートラインに立てる世の中とは?
斉藤孝平さんの、今の当たり前を疑う姿勢に感銘を受けました
言われてみると、起業に関しても、まずはスタートラインに立つことが、当たり前でない人もたくさんいるし
そして、立ったとしてもほんの一握りの人たちが成功できる世界というのは、当たり前でいいのか?という問いは、とても考えさせられるものでした
誰もがスタートラインに立てる世界で大切なことは、私は一つは機会なのかなと思いました。何かに挑戦したい時、その機会が誰でも挑戦できる、いろんなところにある、そんな世界があるといいなあと
そしてもう一つは、一回失敗したとしても、何度でも挑戦できるような、仕組み作りが必要かと思いました
新しいことや、大きなことをなそうとするときには、必ず大きな挑戦になって失敗をすることも考えてしまいます
それを享受できる人だけが、飛び込めるのではなく、上手くいかなかったとしても、それを受け止めてくれる人がいて、そしてもう一度挑戦できる
そんな世界があれば、もっと素敵な世界になるのではないかと、そんなことを思いました
そのための仕組みはきっと、さまざまなことが考えられると思いますが、僕が考えうる仕組みづくりStartups Emergence Ecosystem(SEE)も、そのうちの一つとして、それこそ何度も挑戦してみたい
そんなことを思わせて頂きました^ ^
参考:本: 天才たちの未来予測図(マガジンハウス新書) 発行日 2022年9月29日 著者 成田悠輔、斎藤幸平、小島武仁、内田舞 編著者 高橋弘樹 発行所 株式会社マガジンハウス
動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/7oG0SMjFTE0
Duration:00:19:06
打ちのめされるかワクワクするか選べるノベーション(1101回)
4/16/2024
4年目の創立記念日になりました!皆様に支えて頂き本当にありがとうございます!!😭
そんな本日ですが、大好きな漫画:宇宙兄弟のバレリーナを目指すオリガに、お母さんが言った言葉に、ハッとさせられました。
曰く
"「上には上がいる」ってことを痛感した時
打ちのめされるのかワクワクするのか
実はあなたは選べるのよ"
ここから私は思いました
1、ニーチェの解釈論
2、論理で感情をコントロールできる
3、乗り越えられない出来事はない
真実はない、あるのは解釈だけである、というニーチェの解釈論を思い出しました
たとえ、人生において、大変な事象が起きたときても、その事象を解釈するのは自分自身なので
どのようにも解釈できるのである、このことを頭の片隅にでもあるだけで、救いの光が見えることもあるなあと思いました
そして、大変なことであればあるほど、まずは感情が心を支配してしまって、身動きができなくなることがあるのかもしれないなと
このニーチェの解釈論は、そんな感情に流されそうになる時でも、論理の力で解釈を変えていくことができるかもしれないなと
ダニエルカーネマンさんの、ファストアンドスローのように、直感的に判断するシステム1と、冷静に時間をかけるシステム2があるので
感情には流されるものの、自分にはシステム2があって、論理的な解釈もできる時がくると、心の片隅にあるだけでもちがうかもなと
そう考えると、神は乗り越えられない試練は与えない、という言葉もありますが、ニーチェの解釈論から考えても、きっと乗り越えられないことはないと
そして、そこには、解釈と時間という二つの要素さえあれば、きっと乗り越えられるはずであると、そんなことを思わせて頂きました
イノベーターや挑戦をする人たちは、必ず困難に出会うわけですが、そこには、このオリガのお母さんの言葉と、解釈と時間があれば、必ず次に進めると
そんな勇気をいただけるお話かなと思いました
何があったとしても人は
打ちのめされるかワクワクするか選べるノベーション
創立記念日の本日、これからも、どんどん打ちのめされながら、それをワクワクに変えていけるよう、頑張っていきたく思いました!
そんなことを思わせて頂きました^ ^
参考:漫画:宇宙兄弟(36) 著者: 小山宙哉 発行:講談社 2019/8/23発行 https://koyamachuya.com
動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/a0sz3R23X74
Duration:00:17:49
お客様をも仲間にするノベーション(1100回)
4/15/2024
クジラ株式会社の矢野浩一社長が立ち上げた、地域と連携することで、まち全体をホテル化するサービス「SEKAI HOTEL」に、衝撃を受けました
"SEKAI HOTELではHospitality(ホスピタリティ)という言葉の使用を禁止しており、代わりにFriendship(フレンドシップ)という言葉を共通言語としています"
"遠くからお越しになられたゲストを「もてなす」「迎える」というイメージではなく、地域住民・ゲスト・SEKAI HOTELの三者が友好的な関係やコミュニティを作るべきだと考えているからです"
ここから私は思いました
1、提供者と消費者の関係を破壊する
2、共に新しい価値を創る仲間
3、お客様も巻き込んだ地域創生
街全体をホテルにするという発想自体に驚きを得ましたが、それを実現するためには、地域の商店街の方々を本気で巻き込まなければならないので、その実現力に驚きました
これはある意味、地域の商店街の人だけでなく、ゲストの皆様さえも、地域を盛り上げていく1人の仲間とみなすという
これまでのホテルサービスなどにおける、提供者と消費者の関係を破壊するようなことだなと、思いました
当初はうまくいかなかったそうですが、徹底的に提供する価値にこだわり、地域の皆様との密な関係を地道に築いていったことが、共に価値を作る仲間と認識されていったのかなと思います
さらには、そこに来られるお客様でさえも、一緒にその地域で楽しんでいただく、そしてそこからのお客様からのご要望や発見が、さらなる地方創生にもつながっていく
そこには、イノベーター3つのフレームにおける、矢野社長のパッションから始まり、地方の商店街の仲間が賛同してくれて、さらには、お客様までも仲間として地域を楽しみ、盛り上げようとしてくれる
地域創生という大義へ向けて、パッション、仲間、大義が新たな形を成した、本当に素晴らしいお話だと思いました
その大きなイノベーティブポイントは
お客様でさえも仲間にしてしまうこと
お客様も仲間にするノベーション
なのかなあと思いました
そんなことを話してます^ ^
参考: PRtimes Story 【日経MJ賞 最優秀賞「SEKAI HOTEL」】地域住民と旅行者の接点がない課題を解決!地方創生の鍵となる素敵な“お節介” https://prtimes.jp/story/detail/ArYj08CvJnb
動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/5L4WX_LBMjE
Duration:00:17:13
一旦離れる勇気ノベーション(1099回)
4/14/2024
天使の歌声、100年に1人の歌声と言われるコロラトゥーラソプラノの田中彩子さんの歌声に痺れまくったと同時に、そんな田中さんのスランプを乗り越えた方法に感動しました
曰く
"そんなとき、思い出したのが宮崎駿監督のアニメ映画『魔女の宅急便』です。主人公の小さな魔女・キキが、急にほうきで空が飛べなくなってしまったときのこと。
森の中で出会った画家の少女から、「描けなくなったときは描いて描いて描きまくる。それでも描けなかったら、描くのをやめる」という話を聞くのです。
散歩したり景色を見たり、昼寝をしたりして何もしない。そのうち急に描きたくなるんだよ、と。
私もそれを実践しました"
ここから私は思いました
1、誰にでもスランプはくる
2、一旦、離れる勇気
3、デフォルトモードネットワークの活用
コロラトゥーラとは、"旋律に細かく速い音符の連なりを用いて装飾を施し、まるで声を転がすように歌う技法"のことですが
田中さんの歌声は、まるで、鳥の囀りを聴いているような、柔らかく心地よくそして信じ難いほどの跳躍と安定と感情が込められた、本当に奇跡の声だと思いました
そんな田中さんにも、声が出なくなった時期があると知って、スランプというのは、誰にでも起きるものなのだなと、勇気を頂きました
そしてその克服方法は、魔女のキキの方法からヒントを得て、一切歌うことをやめる決断をされたということにまた驚きました
それによって、これまで触れることを忘れていた様々なものとの触れ合いをすることができるようになって、そしてしばらくして、歌を歌いたい気持ちが戻ってきて
そこから、一からトレーニングを積み重ねていくことで、これまで以上に良い声を出せるようになったというお話は、感動でした
そしてこれは、一つのスランプ脱出として、とても勉強になった気がします
以前、スランプ脱出方法として、とにかくお客様のところに行けなど、動くことの大切さをお話ししましたが
さらにそれでもダメな時、一旦、完全に離れてみる、という勇気もとても大切なのかもしれないと思いました
それはまるで、苧坂教授のお話にあったデフォルトモードネットワークを活用することにもつながるのかもしれないなと思いました
一旦、一つの考えに執着してる状況から、絵を見に行ったり散歩をしたり、全く違うことに没頭することによって
これまで使っていない脳を活性化して、これまでのいろんな考え方や意識を、一つのプールの中で攪拌されていく状態を創ると
そこから、一旦、リセットした頭で、もう一度、考えてみた時に、自分にとって目指していたことの重要性や、パッションの源や、いろんなことが掛け合わさって
新しい自分としてのモチベーションが生まれてくるのかもしれないなと、それこそ、本物のモチベーションとして、これまでの延長線上を超える、新しい方向性への意欲が出てくるのかもしれないなと
本当にパッションの源にあることならば、必ずもう一度戻ってくることになる
一旦離れる勇気ノベーション
そんなことを教えて頂きました
僕自身も、自分の声にもう一度向き合ってみたいと、一から再構築するつもりで臨んでみたいと、そんなモチベーションが湧いてきました
やはり本物はすごい
そして、本物に触れることがとても大切
そんなことも思いました
そんな話をしています
参考:本: 小学館 eBooks Coloratura 2016年9月9日 電子書籍版発行 著者 田中彩子 発行所 株式会社 小学館
参考:Wikipedia https://ja.m.wikipedia.org/wiki/コロラトゥーラ#:~:text=コロラトゥーラ(イタリア語%3A%20coloratura),に歌う技法である%E3%80%82
動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/K9c6WCCdEbY
Duration:00:24:05
自分を創るのは仲間ノベーション(1098回)
4/13/2024
NHK朝ドラの”虎に翼”で主演の、今をときめく大好きな女優の伊藤沙莉さんの著書から、金八先生の言葉に感動しました
"『3年B組金八先生」第7シリーズの第7話「友情が芽生える時」私が生きていく上で大切にしてきた言葉がそこにあります。
「あなたに優しくできたから、優しい私になりました。私を作るのは、あなたです」
金八先生が独り言のように噛み締めるように
呟くそのセリフが大好きで本当にそうだよなぁと思いました"
私は思いました
1、アートは見る人がいて完成する
2、自分への挑戦から始まる
3、仲間がいて完成する
このお話を聞いて、マルセル・デュシャンの、「作品を起点として鑑賞者が思考をめぐらし、そして鑑賞者の中で完成される」という言葉を思い出しました
アートもソリューションも、さらには自分自身も、自分1人では決して完成することはない。そこに仲間がいるからこそ、完成する事ができる、深い言葉だなと
そして、金八先生の言葉からは、もう一つ、始まりは自分への挑戦から始まる、ということも感じました
"あなたに優しくできたから"というフレーズには、葛藤を乗り越えて、自分に挑戦して、そしてそれを実現できた、という様に感じます
仲間がいればできるということでもなく、始まりには、自分のパッションからの挑戦がある、そのことも教えて頂いてる気がしました
イノベーション3つのフレームの、パッション、仲間、大義から考えると、最初にパッションありき、そしてそれを仲間がいるから、自分自身もより強くなり、そして大きな大義を実現できるようになっていく
自分だけでは新たな価値を生み出すことはなかなか難しいと、また仲間がいるからこそ様々な価値になるのだと、そんなことを教えて頂きました
自分を創るのは仲間ノベーション
そんな話をしています^ ^
参考:本:【さり】ではなく【さいり】です。 著者 伊藤沙莉 発行 2021年6月10日 発行 株式会社KADOKAWA
動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/rbLt21ARhwY
Duration:00:15:27