
「地の果て」て人文科学する─大学と研究についての幾らか知的な雑談─
Science & Technology News
高知大学・人文科学コースの教員による人文学についての雑談です。 #100を区切りに更新頻度を不定期(月1回を目標)に変更します。充実したコンテンツをお届けできるよう励みます。 高知大学人文科学コースの考古学担当教員(宮里)が、人文知の活力を構想すべく、個人的にやっています(ご連絡は配信者個人宛にお願いします)。 「地の果て」は、高知県の歴史・地理的環境に対する、すこしエッジを効かせた表現です。 ※参考「高知県は四国の太平洋岸に面し、古代文化のルートであった瀬戸内とは四国山地を挟んで隔離される、いわば文化果てる僻遠の地なのである」(岡本健児編著『日本の古代遺跡39 高知』保育社、1989年、215頁) 番組 Instagram @chinohatejinbun も併せてご覧ください。
Location:
United States
Description:
高知大学・人文科学コースの教員による人文学についての雑談です。 #100を区切りに更新頻度を不定期(月1回を目標)に変更します。充実したコンテンツをお届けできるよう励みます。 高知大学人文科学コースの考古学担当教員(宮里)が、人文知の活力を構想すべく、個人的にやっています(ご連絡は配信者個人宛にお願いします)。 「地の果て」は、高知県の歴史・地理的環境に対する、すこしエッジを効かせた表現です。 ※参考「高知県は四国の太平洋岸に面し、古代文化のルートであった瀬戸内とは四国山地を挟んで隔離される、いわば文化果てる僻遠の地なのである」(岡本健児編著『日本の古代遺跡39 高知』保育社、1989年、215頁) 番組 Instagram @chinohatejinbun も併せてご覧ください。
Language:
Japanese
Episodes
#102『言語派社会学の原理』について
12/28/2025
橋爪大三郎『言語派社会学の原理』について話します。話し手は宮里(考古学)です。
橋爪大三郎、2000、『言語派社会学の原理』、洋泉社
「行為-意味-理解」「規則(ルール)」「形式(パターン)」「社会空間」「作用素」「性/言語/権力」「部分領域」「親族/政治/宗教/経済/法」「権力源泉」「状況環」
Duration:00:27:27
#101 遅塚忠躬『フランス革命─歴史における劇薬─』について
11/27/2025
遅塚忠躬氏の『フランス革命─歴史における劇薬─』について話します。話し手は宮里(考古学)です。
遅塚忠躬、1997、『フランス革命─歴史における劇薬─』、岩波ジュニア新書295
「革命二分説」「革命ブロック説」「エタンプ事件」「傾向」「偉大と悲惨」
Duration:00:25:03
#100『龍の棲む日本』について
11/9/2025
#100 黒田日出男氏の『龍の棲む日本』を紹介します。
黒田日出男、2003、『龍の棲む日本』、岩波書店(新赤版)831
「国土」「行基図」「独鈷」「金澤文庫本日本図」『渓嵐拾葉集』「蒙古襲来」「龍穴」「要石」「鯰」
これを区切りに更新頻度を不定期(目標月1回)にします。ひきつづきご愛顧くださいますようお願いいたします。
Duration:00:22:44
#99「文学の価値」について
10/29/2025
平野啓一郎の『文学は何の役に立つのか?』の中から「文学の価値」を取り上げました。
平野啓一郎、2025、『文学は何の役に立つのか?』、岩波書店
「役に立つ」「価値がある」「コスト」「リスク管理」「アートワールド」「トマス・マン」「トニオ・クレーガー」「三島由紀夫」「金閣寺」「普遍」「他人」
岡崎宏樹、2020、『バタイユからの社会学』、関西学院大学出版会
Duration:00:20:27
#98 柄谷行人の「交換様式論」
10/19/2025
柄谷行人の「交換様式論」を紹介しました。話し手は宮里(考古学)です。
柄谷行人、2015(2010)『世界史の構造』、岩波現代文庫G323
「生産様式」「贈与」「略取」「再分配」「商品交換」
Duration:00:22:19
#97「日本中世の贈与経済」について
10/9/2025
桜井英治氏の『贈与の歴史学』から「日本中世の贈与経済」を紹介します。話し手は宮里(考古学)です。
桜井英治、2011、『贈与の歴史学:儀礼と経済のあいだ』、中公新書2139
Duration:00:17:15
#96 M・モースの『贈与論』について
9/29/2025
マルセル・モースの『贈与論』を紹介しました。話し手は宮里(考古学)です。
マルセル・モース(吉田禎吾・江川純一訳)、2009(1925)、『贈与論』、ちくま学芸文庫
「トロブリアント諸島」「クラ」「アメリカ北西部」「ポトラッチ」「贈与・受領・返礼」
Duration:00:20:00
#95「ボードリヤールの価値の体系」について
9/19/2025
J・ボードリヤールによる「価値の体系」について話します。話し手は宮里(考古学)です。
J・ボードリヤール(今村仁司・宇波彰・桜井哲夫訳)、1982(1972)、『記号の経済学批判』、法政大学出版局
伊藤眞、1997、「消費と欲望の形成」『岩波講座 文化人類学第3巻:「もの」の人間世界』、岩波書店
矢部健太郎、2009、『消費社会と現代人の生活─分析ツールとしてのボードリヤール』、学文社
使用価値の機能的論理=実用的操作の論理=効用の論理:物は道具の身分を得る
交換価値の経済的論理=等価の論理=市場の論理:物は商品の身分を得る
象徴交換の論理=両義性の論理=贈与の論理:物は象徴の身分を得る
価値/記号の論理=差異の論理=社会的地位の論理:物は記号の身分を得る
Duration:00:18:48
#94「歴史に流れる3つの時間」
9/9/2025
F・ブローデルが『地中海(フェリペ2世時代の地中海と地中海時代、1949年)』序文で示した「歴史の3つの層」について話しました。話し手は宮里(考古学)です。
「アナール学派」「社会史」「経済社会史年報」「地理的な時間」「社会的な時間」「個人の時間」「事件史」「構造史」
Duration:00:17:27
#93「構造化された時間」について話す
8/29/2025
川田順造氏が『無文字社会の歴史』のなかで示した「構造化された時間」について話しました。話し手は宮里(考古学)です。
「直線的・量的・個人的な時間/円環的・質的・集団的な時間」「ヌエル族」「生態学的時間/年齢組/親族および血縁集団」「螺旋状」
川田順造、2001(1976)、『無文字社会の歴史:西アフリカ・モシ族の事例を中心に』岩波現代文庫1200
真木悠介、2003(1981)、『時間の比較社会学』岩波現代文庫1100
エヴァンズ=プリチャード(向井元子訳)、1997(1940)、『ヌアー族』平凡社ライブラリー1560
Duration:00:14:15
#92「創られた伝統」について話す
8/19/2025
エリック・ホブズボウムによる「創られた伝統」概念について話しました。話し手は宮里(考古学)です。
E・ホブズボウム他編(前川啓治他訳)、1992(1983)、『創られた伝統』、紀伊國屋書店
川田順造、1999、『サバンナ・ミステリー:真実を知るのは王か人類学者か』、NTT出版
「モシ王国」「テンコドゴ」「ガンバガ」
Duration:00:16:37
#91「アフォーダンス」について話す
8/9/2025
ジェイムス・ギブソンが提唱した「アフォーダンス」概念について話しました。話し手は宮里(考古学)です。
宮里修「考古学原論のための覚書(2)─行為と認識の系─」
(『海南史学』第63号、高知海南史学会、2025年)
ギブソン・J・J(古崎敬他訳)『生態学的視覚論:ヒトの知覚世界を探る』(サイエンス社、1985年)
Duration:00:15:45
#90 アラン・コルバン著『記録を残さなかった男の歴史』について話す
7/29/2025
アラン・コルバンの『記録を残さなかった男の歴史』について話しました。話し手は宮里修(考古学)です。
アラン・コルバン(渡辺響子訳),1999,『記録を残さなかった男の歴史─ある木靴職人の世界 1798-1876─』,藤原書店
Duration:00:28:40
#89「文化の三角測量」について話す
7/19/2025
川田順造氏の「文化の三角測量」について話しました。話し手は宮里(考古学)です。
(クマゼミの鳴き声がうるさいです。手を尽くしましたがノイズ除去できませんでした)
川田順造『西の風・南の風:文明論の組みかえのために』(河出書房新社、1992年)
「アフリカ・モシ族」「熱帯サバンナ」「フランス」「有畜三圃式農耕」「人間依存型」「人間非依存型」「状況活用型・非宿命論型」
Duration:00:21:02
#88「装身具の着装意義」について話す
7/9/2025
考古学研究の脈絡における「装身具の着装意義」について話しました。話し手は宮里(考古学)です。
「行為と認識」「言語モデル」「勾玉」「牙玉」「魂拘禁」
「自己能力の拡張」「性的魅力の向上」「身体的・心理的保護」「地位・立場・経験の表示」
◯木下尚子、2000、「装身具と権力・男女」『古代史の論点2 男と女、家と村』、小学館、187~211頁
◯金関丈夫、2006(1975)、『発掘から推理する』、岩波現代文庫1000
◯山田康弘、2008、「装身具の着装意義」『縄文時代の考古学10 人と社会─人骨情報と社会組織─』、同成社、167~179頁
◯宮里修、2024、「考古学原論のための覚書(1)─人と物の関係─」『海南史学』第62号、高知海南史学会、43~57頁
Duration:00:12:43
#87「三角形的欲望」について話す
6/29/2025
ルネ・ジラールをもとに作田敬一氏が社会学的に展開した「三角形的欲望」について話しました。話し手は宮里(考古学)です。
「ルネ・ジラール」「作田敬一」「三角関係」「主体・客体・媒体」「欲望の模倣」
ジラール・L(古田幸男訳)、2021(1961)『欲望の現象学─ロマンティークの虚偽とロマネスクの真実』叢書・ウニベルシタス29、法政大学出版局
作田啓一、1981、『個人主義の運命─近代小説と社会学─』、岩波新書(黄版)171
Duration:00:17:15
#86 ウェーバー『権力と支配』を紹介する
6/19/2025
マックス・ウェーバー著『権力と支配』(講談社学術文庫、2012年)を紹介しました。話し手は宮里(考古学)です。
ウェーバー・W(濱嶋朗訳)、2012、『権力と支配』、講談社学術文庫2091
「合法的支配」「伝統的支配」「カリスマ的支配」
Duration:00:17:29
#85『恩讐の彼方へ』について田鎖先生と話す
6/9/2025
菊池寛『恩讐の彼方へ』について田鎖先生と話しました。聞き手は宮里(考古学)です。
Duration:00:29:23
#84「大学教員の満足度」について話す
5/29/2025
リスナーからのお便りに答えて「大学教員の満足度」について話しました。話し手は渡邊ひとみ先生(発達心理学)、佐野泰之先生(西洋哲学)、宮里修(考古学)です。概ね満足です。
Duration:00:32:52
#83「大学院進学」について話す
5/19/2025
リスナーからのお便りに答えて「大学院進学」について話しました。話し手は渡邊ひとみ先生(発達心理学)、佐野泰之先生(西洋哲学)、宮里修(考古学)です。
Duration:00:55:33